精密歯科治療(マイクロスコープ治療)

マイクロスコープとは?

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)とは、従来、眼科や脳神経外科などの手術で使用されていた顕微鏡を、歯科用にしたものです。口腔内は狭く、暗いため、肉眼で治療を行うには限界があります。しかしマイクロスコープを使えば、肉眼の20倍程度まで拡大して患部を確認することができるため、精密かつ正確な治療が可能となります。日本ではまだまだマイクロスコープは普及しておらず、全国の歯科医院での普及率は約3~4%という状況です。

マイクロスコープによる治療はこんな方におすすめです

  • 他院で「抜歯しなければいけない」と言われた方
  • できる限り天然歯を残したい方
  • 以前治療を受けた箇所が、時々うずく方
  • 虫歯の見逃しなどがない、精密な治療を受けたい方

マイクロスコープは2~25倍まで拡大が可能です

マイクロスコープでは、2~25倍まで拡大することができます。高倍率の視野を得ることで、精密な治療を行うことが可能となります。

肉眼の見え方
マイクロスコープの見え方
肉眼の見え方
 
マイクロスコープ約18倍での見え方
 
マイクロスコープ約25倍での見え方

マイクロスコープのメリット

1、診断や治療を正確に行うことができる

歯科医師の経験や勘に頼るのではなく、高倍率に拡大された視野によって患部を見ることができるため、肉眼で見た時よりも正確な診断・治療が可能となります。

2、治療の質を高めることができる

肉眼では見ることができなかった根管内の状態や、小さな虫歯なども確認することができるため、従来よりも治療の質を高め、病気の再発防止などをはかることができるようになります。

3、治療の様子を確認できる

マイクロスコープにはCCDカメラが内蔵されているので、実際の治療の様子をモニターにてご確認頂くことができます。これにより、患者様にご自身の歯の状態をより詳しくご理解頂いたり、治療内容をより正確に把握して頂いたりすることなどができるようになります。

マイクロスコープのデメリット

従来よりも丁寧に治療し、高い治療効果を得ようとすることから、治療時間が長くなる傾向にあります。

保険診療と自費診療の違い

歯科治療には、保険が適用されるもの(保険診療)と保険が適用されないもの(自費診療)があります。

保険診療と自費診療の最も大きな違いは、“治療の質と内容”です。

当院では、保険診療のメリット・デメリットも自費診療のメリット・コストも患者様にしっかりとご説明させて頂いております。

保険診療では、「必要最低限の治療」を行うもので、素材や治療法に制限があるのですが、費用が3割負担で済みます。

自費診療では、素材や治療法に制限がないため、機能性や審美性、耐久性などが高い素材を選ぶことができ、より精密な治療を行うことが可能となります。

マイクロスコープによる精密な治療は、自費診療となります。また、治療時に使用している素材も保険外のものを使用しております。

どんなことでもご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

マイクロスコープの活用例

虫歯の治療

虫歯は初期段階の場合、痛みなどの自覚症状がほとんど現れないため、気づいた時には虫歯が進行してしまっていたというケースも多々あります。しかしマイクロスコープであれば、肉眼では見えないような小さな虫歯も確認することができるため、初期段階の虫歯を発見し、早期に治療を行うことができるようになります。そして、必要最小限の虫歯部分だけを削ることが可能なため、少ない侵襲で虫歯を治療することもできます。

根管治療

歯の神経は非常に複雑な形をしているため、肉眼だけでは精密な根管治療を行うことは困難でした。しかし、マイクロスコープを使用することで、根管の状態を正確に確認することが可能となり、精密かつ正確な治療を行うことにより根管治療の成功率を高めることができます。

 

補綴物・修復物

マイクロスコープを使用することで、補綴物・修復物の適合精度を高めることができます。適合精度の高い補綴物・修復物はメンテナンスがしやすいため、結果、天然歯の維持に繋がります。

歯周病の治療

歯石など、肉眼では見ることができないような汚れも、マイクロスコープであれば確認することができます。歯石除去の時にも治療器具を正確に当てることができるので、痛みや出血などを抑えることが可能です。

歯のクラック(亀裂)

マイクロスコープを使うことで、歯にクラック(亀裂)がないかどうか確認することができます。虫歯にかかっていないのに、噛んだ時に痛みがある場合などは、歯にクラックが生じている可能性があります。そうした症状をお感じになった時には、一度診療を受けられることをおすすめします。

 

side_inq.png